2010年4月7日水曜日

新シーズン

4月6日。大学院、学部の新入生ガイダンス。大学院生は昨年まで4回生で見慣れた顔も多いが、意外と外部からの入学生も多い。M1は大学生活のなかでも最も重要な時間といっても過言ではない。先生方からは思い切り自分のやりたいと思えることを見つけて欲しいというアドバイスが多かった。とにかくM1の時にいろんなことを経験することが大事。都市計画研究室でもフィールドに飛び込んでもらい、理屈ではなく、実際のまちを肌で感じてもらいたいと思う。
1回生は初々しい新入生といった感じ。まだまだ緊張しているようだけれども、大学生活を満喫してほしい。遊びに勉強にアクティブに。ようやくやりたいことを好きなだけやれるわけで、貴重な時間を無駄にしないで欲しい。4年は長いようで短い。あっという間に過ぎてしまう。興味ある多くのまちを訪れたり、1年で100冊読破するなど、目標を決めて行動するのもいいかもしれない。私は勉強やサークル活動以外では、年間100本以上の映画を見ることを目標にした。およそ1週間に2本。多い年は200本は見たので、4年間で500本くらいの映画は見たと思う。映画館に行ったり、レンタルビデオを借りるとお金がもたないので、レンタルビデオ屋でアルバイトをしたくらい(アルバイトは一定本数無料で借りられた)。もちろん新作なんかはダメだけれど、その分旧作は手当たり次第見たことを思い出す。
ガイダンス終了後、新年度の設計演習の課題打合せのため、梅田サテライトへ。非常勤講師の先生方、横山先生らと打合せ。いろいろとアイデアがでて、今年も面白い演習課題になりそうだ。その後近くの居酒屋で、四方山話。三谷さんが夏休みにシチリアに行く話、横山先生がスロベニアに行く話から、建築家は消すデザインができるかといった本質的な話題まで。つくることを宿命づけられている我々に、成熟社会にあって間引く、消すといったデザインが果たして可能なのかという問題について語り合う。結論が出る話ではないが、盛り上がった。
明日から講義が始まるので家に帰ろうとしたところ、忽那裕樹さんに呼び止められ、そのまま新地へ。もろもろの相談をうける。水都大阪2009が終わったあと、大阪の水辺をこれからどうしていくかという問題はとても重要だ。私もこの問題はとても気がかりだ。橋爪紳也先生もとても気にしている問題。ちかごろはこのことを話題にすることがとても多い。それだけ多くの人が気になっているのだと思うし、その分可能性や期待も大きいということだろう。議論が尽きないまま、途中から中西さんも合流。話題はCSRに移っていくが、中西さんの話は面白かった。肉がキーワード。いかに理屈や専門家のいうことがあてにならないかという例え話だったのだが、他のお客さんも巻き込んでバー全体が爆笑の渦に。肝心のネタは中西さんに直接聞いてみてください。
ハマコーのtwitterが面白いという話、山崎さんの怒濤のtwitterがすごいという話などなど、次第にテーマは情報、コミュニケーションに話題が移る。
情報通信がコミュニケーション、アート、社会のあり方、ひいては都市のあり方まで変えようとしていることは事実。情報通信という協力なツールを得て、我々は都市をどのように変えていくのか、どのように捉えていくのか、それはなんの意味があるのかというような話題に。企業CSRの活動とからめて、都市、地域の再生方策や新たな空間像を摸索するというようなアクションを起こしていくことを語り合う。まだまだ抽象的だが面白いプロジェクトになるかもしれない。
少々飲み過ぎてしまったが明日から授業なので先に失礼する。タクシーで帰宅しすぐ爆睡。


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