2010年4月14日水曜日

演習始動、環境都市

本日都市デザイン演習が始動。今年は受講生が多いので7チームに。例年この演習は学生も戸惑うし、教員も手探り。予定調和、収束先が見えない実験的企画。課題書もひとひねり、ふたひねりの内容になっている。毎年チャレンジばっかりしている。が、刺激的な演習だと思う。今年もどんな成果が出てくるか楽しみ。演習は教員も楽しめる、学生も楽しめることが何より大切だと思う。

昨日、長い学科会議終了後、貫上先生から大阪市内某場所での環境都市構想に関する相談をうける。ヒートアイランド、都市リサイクル、エネルギー・熱の有効利用、団地再生など、工学部の各分野の専門性を集めてあるフィールドでの環境都市の提案をしようという意欲的な試みに参加しないかという相談だ。すごく面白いアイデアだ。
まだ、具体的なプロジェクトとしてスキームが確定しているわけではないが、やはりフィールドを想定しながらやると技術各論を羅列する環境技術ショールームではなく、まちの提案にもつながるし、そこにはリアリティも出てくる。なにより理屈で良い都市だけではなく、魅力的な形としての都市を描き出す必要も出てくる。協力の仕方はまだ分からないが、是非一緒にやりましょうと約束。環境都市の姿、かたちを具体的に提案することも我々の重要な仕事だと思う。今後に期待。

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