2010年4月22日木曜日

本日ゼミのコメント

全員に当てはまるかどうかは分かりませんが、本日ゼミのコメント。

・研究の対象となる空間、場所は具体的に示すこと。ゼミで他者に伝わるように地図、写真などを用いてほしい。特定の空間を対象としないような研究だって、他者の論考などを具体的に示すことは可能なはず。調べていないこと、知らないことを研究の対象にはできない。
・具体的に場所が示せないような研究着手の段階でも、それに近い事例や情景を表現することは可能なはず。具体的に勝負すること。空中戦、コトバ遊びで時間を浪費しても意味がない。できるだけリアルに。
・どこの、何が面白くて、何が分かれば、どういう結果がえられるか?というような手順を示して欲しい。どうやって調べるのか、どうすれば分かるのかという方法論がなければ、結局その研究は成立しない。
・他の人がやっていないことが、研究の意義にはならない。しょーもないから誰もやっていない可能性は大いにあるのだ。
・その為には何をする必要があるのか。次のゼミでは何が出てくるのか?そのアテはあるのか?という具体性をもって研究を進めること。
・参考文献などの書き方は学会論文の執筆要領に倣うこと。このような基本的な事項をゼミでいちいち指示していると時間がもったいない。いずれやるので・・・というスタンスはだめ。この手のものはあとあとに残すと大変。面倒でも毎回毎回しっかりやる。

・間違っていてもよい。他の人の意見で方向性を変えてもよい。ゼミとは指摘を受けて軌道修正したり、自分の考えを整理するためにやるもの。ノーコメントのゼミは最高ではなくて最悪と思うべし。失敗を恐れず勇気をもって、他人に自分の思いを伝えるべく努力すること。その思いは必ず伝わるはず。

説教オヤジのようですが、自分に言い聞かせているところも大。

0 件のコメント:

コメントを投稿