2010年3月5日金曜日

論文とゼミ

長年温めていた論文の構想をようやくまとめはじめる。以前連載の原稿にしたことはあるのだが、誌面の都合と読み物としての面白さを考え、都市計画史論文としての精度は低かった。これをブラッシュアップしたかったのだが、なかなかよい手がかりがなくしばらく中断していた。図書館に籠ったり、新しい文献調査からいろいろと疑問点が解けてきた。
ようやく自分なりに納得のいく結論としてまとめられそうだ。しばらく集中してとりかかろう。内容は秘密。

昨日だったか、佐久間先生と次年度ゼミの進め方について昼食がてら相談。学部・院生で構成される研究グループを構成し、それを研究のプラットフォームとする点で一致した。全体ゼミで細かいことをいちいち詰めるのはもったいない。もっと大枠の話に終始したいし、そのほうが議論も深まる。来年取り組みたい研究が山のようにある。研究グループの構成方針も詰めなければ。
都心まちづくり、水都大阪、風の道計画、戦前大阪の都市デザイン思想、戦前大阪の区画整理計画論、環境デザインボキャブラリー、際の計画論、御堂筋、歓楽街計画、地元に入り込む密集市街地計画、公開空地・・・どうしよう。学生の数だけグループができそうな勢い。こっちも整理しないといけない。3〜4つに絞り込まないといかん。
佐久間先生の得意とする研究テーマも立ち上げてもらおう。
次年度はしばらくきついが毎週ゼミを全員で行うつもり。やり方を変えてみようと考えている。

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