2010年2月23日火曜日

執筆と成績

かねてから書きためていた原稿をもとに出版する企画が動きそうだ。現在執筆中の論文を含め、2月、3月は集中して文章を書く時期に費やそう。
ここ数年沢山の原稿、論考を執筆してきたが、ようやくそれらが世に問える環境が整いつつあることに感謝。ともに企画していただいた橋爪紳也先生にも感謝。
とはいえ、本格的な作業はこれから。頑張ります。
昨日3回生演習IIIの成果物提出期限。ハッピーマンデーの影響もあり、今年は月曜日の授業が少なかったので、演習にとっては不利な日程だった。そのなかでもみんながんばってくれたように思う(もちろん授業日数は例年と変わらないが、演習の場合は授業と授業の間に作業が入るので、それがなくなると課題が進まない)。本当はもっとシンプルな課題を複数積み上げる方法が適切だと思うが、環境都市工学科には計画・設計系演習が2つしかないので、どうしても詰め込み式になってしまう。3つくらいの課題をこなして演習IIIに取り組めるともっと良いのだが、カリキュラム上そうもいかない。
毎年学生諸君には迷惑をかけてしまっているが、なんとか乗り切ってくれた。
世の中は、環境都市を本格的に目指す時代が到来しつつある。ゼロエミッション都市、水辺環境都市、低炭素都市、コンパクトシティ、風の道、沿岸土地利用の再構築などこの分野での計画論的アイデアや、都市デザインの提案は社会から強く求められている。そういう意味ではますます演習の意味の重要性を感じるようになってきたのではないだろうか。こういう時代に魅力的かつ効果的な環境都市の姿を提示できる人材を社会は欲しているはずだ。
大変な演習だったと思うが、よい経験になってくれればと思う。

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